トップページ > メガネの原理

メガネの原理

目は一種のカメラであるといわれています。

  1. 水晶体と呼ばれるレンズに当たる組織で捉えた風景
  2. フィルムに当たる網膜に写された後に視神経を通って脳に伝達。
  3. カメラで言うピントを合わせるためのフォーカス機能は虹彩と瞳孔によって行われ見ているものの距離に応じてピントを合わせることが出来る。

正常な目・・・
光として入ってきた映像を水晶体のレンズ作用によって網膜に焦点が重なるようにして、像を結ぶように機能しています。

近視や遠視などの視力異常・・・
水晶体の焦点の位置が網膜からズレが生じてしまいます。
近視では網膜より手前、遠視では網膜より奥に焦点があるため良く見える距離に変化が現れるのです。

その焦点を目の外で調節する役目がメガネになるわけです。
ここでは、近視・遠視・乱視・老眼などの状態とその矯正方法などをメガネの作用とともに紹介したいと思います。




  • 正常な目の焦点を近視・遠視の焦点の違い
img_ganka_06.jpg








  • メガネ(レンズ)を使用して屈折を矯正した場合
img_ganka_0.jpg













■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
 


icon_130.gif正視(正常な状態) 

遠くを見るとき・・・ほぼ平行光になって眼に届きますが正しく網膜で焦点が合う。
近くを見るとき・・・拡散光になって眼に届きますが、眼は水晶体をふくらませる(緊張させる)ことで屈折力を増して正しく網膜で焦点が合う


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□




icon_130.gif近視 使用するレンズ・・・凹レンズ

  •  先天性近視(全体の5%くらい)・・・遺伝性のもの。通常生まれたばかりの赤ちゃんは遠視ですが、乳幼児の頃から近視となったり、青年~壮年に至るまで症状が進んでかなりの強度となります。眼底に委縮や変性が見られたり硝子体融解や網膜剥離などの合併症を引き起こして、失明するケースもあり、「悪性近視」・「病的近視」と呼ばれている
  •  後天性近視・・・小学生から思春期に発生して弱~中程度の近視とはなります。先天性近視のような病的変化はあまり見られないのが特徴。勉強・パソコン・ケータイ等生活環境による影響が大きく影響します。しかし、体質的な要因もある。昔は25歳前後で進行は停止すると考えられていましたが、生活環境の変化なのか30代でも近視の進む人も多くいるそうです。
  •  偽近視(仮性近視)・・・近くを見るため水晶体を膨らませる調節力は「毛様体筋」によって行われます。しかし、生理的限度を超えて異常の緊張を持続すると固定化し、一時的な近視の状態になることをいいます。
症状
近くを見るとき・・・ よく見える。
遠くを見るとき・・・ボヤける。

矯正方法・・・光を拡散させる作用のある凹レンズのメガネを使用眼の前12mmの位置に凹レンズを置くことで光の屈折を弱めることにより、網膜に焦点を合わせます。眼鏡の度が強くなるにつれて物が小さく見えるようになったりゆがんだりします。
 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□



 

icon_130.gif遠視 使用するレンズ・・・凸レンズ

  •  先天性遠視・・・赤ちゃんの眼は一般に遠視である、小学校にあがるくらいには正視となります。この発育が不十分なものが先天性軸性遠視といいます。
  •  後天性遠視・・・角膜が扁平、水晶体の前面後面の彎曲度減少によって起こる、「屈折面の彎曲度減少」によるもの。水晶体が脱臼し後方に移動してしまったっ場合などや、白内障の手術等で水晶体を取り除いたときにおこる、「屈折面の移動や欠除」によるもの。
  •  老年期になると「老化」により角膜や水晶体の屈折率が遠視方向に進みます。これを老人性遠視といいます。遠視眼の場合、遠くのものを見るときは良く見えていますが、実は網膜の後側で焦点が合うため水晶体を緊張させて焦点を合わせるようにしています。そして、近くのものを見るときはよりいっそう緊張させて焦点を合わせるため眼精疲労になりやすいのです。ここから症状が悪化すると、よりいっそう遠く以外は、近くも遠くも見えづらくなってしまいます。

症状
 近くを見るとき・・・よく見えるが疲れる 
 遠くを見るとき・・・よく見える。
 
矯正方法・・・光を収束させる作用のある凸レンズのメガネ等を使うことで眼の疲れを軽減させる。




■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□



icon_130.gif老眼 使用するレンズ・・・凸レンズ

 加齢とともに水晶体を調節する力は衰えるためにおこる。
外部からの光景を光として捉える水晶体は、老化と